元政治学者の どこ吹く風

アカデミックな政治学者には語れない日本政治の表と裏を元政治学者が大胆に論じ、将来の日本の政局を予測する。

娘の受験(愛知県の公立高校受験)

実は娘が中3で、高校受験の真っ最中。
中学生活は部活に明け暮れていたので内申点があまりよくない(笑)。
10月くらいから本格受験モードになってきて、模試の結果はそこそこ伸びている。
私立は3校を受験。2/6,7,8の三日間連続で入試だった。とりあえず3校とも合格したが、上位校についてはたぶんかなりの低空飛行だったと思う。

さて、次は公立受験だ。愛知県は複合選抜方式なので2校を受験する機会が与えられる。

娘は普通科志望の一般入試受験なので、ここではそれに関する場合の概略しか書かない。愛知県の公立高校の受験および複合選抜の仕組みなどについて正確を期す上では必ず次のサイトを参照していただきたい。愛知県の公立高校入学者選抜制度について

複合選抜(普通科に限る)の概要は以下の通りである。まず通学区が尾張地区と三河地区に分けられる。うちは名古屋市内なので、尾張学区に限定される。それぞれの学区について、各高校が1群と2群という学校群に分けられる。さらにそれぞれの学校群の中で各高校はAグループとBグループに分けられ、AグループとBグループそれぞれの受験日程がずらして設定されることで、合計2校まで受験できるということになる。

要するに、出願時に1群か2群かを決定すると同時に、選択した群の中から志願校をAグループで1校、Bグループで1校を選ぶ。

今年度(平成19年度入試)の場合で言うと、最終的には2/23〜26の出願期間までに、1群か2群を決定し出願しなければならない。

出願状況(志願倍率)については、26日午後7時ごろにインターネットで公表される。この出願状況を参考に2/27〜28の間に志願変更が可能となる。ただし、これには制限がある。1)志願変更は1校1学科に限り認められる。2)普通科の志願変更は同一群内に限り認められる。
つまり、最初に出願した群の変更は認められない(要するに、1群から2群へ、2群から1群へという変更は認められない)。そして変更できるのは1校のみということである。

ちなみに、志願変更期間に志願変更をする者は、資料から判断する限り極めて少ないと推測される。
昨年度(平成18)入試における志願変更後の志願者数
一昨年度(平成17)入試における志願変更後の志願者数
今年度(平成19)入試における志願状況等(漸次随時更新)

今年度の志願者数を推定するための資料としては、「群別、グループ別、学校別、学科別の進学希望状況(公立全日制課程)」が参考になる。
今年度(平成18)の進学希望状況調査の結果←今年度(平成19)入試受験生対象の調査
昨年度(平成17)の進学希望状況調査の結果←昨年度(平成18)入試受験生対象の調査


さて、実際の受験校選びであるが、まず、内申点と学力検査の点数からある程度、合格可能性のある高校が絞られる。さて、本人の気持ちの問題も含めて、最終的にどこを受験するのがベターなのか。。。



参考までに、予備校のデータとして参考になりそうなものを挙げておく。他の予備校や進学雑誌にもさまざまなデータがあり、それぞれ目安になる。ただし、ボーダーラインでの受験を考える場合には、内申点の良い受験生は別として、結局のところ、当日の試験の出来も含めて左右されるからなんとも言いきれないのが現実である。

河合塾「愛知県公立高校合格安全圏予想」(昨年度のもの)
佐鳴予備校「愛知県公立高校入試情報/入試難易度ランキング」
秀英予備校「愛知県の高校受験情報/公立高校入試難易度ランキング」


【速報】2007.3.15.
野田塾「愛知県公立高校入試ボーダー」(2007年のもの)