開かれた総裁選と政権安定化
(10年以上ぶりの政局ネタ更新です。ポスト安倍の総裁選出に関連してのメモ書きです。)
自民党総裁選において、党員投票が本格的に導入され始めたのは2001年以降である。
総裁選出の方法と政権安定化(長期化)は密接に関係している。
開かれた総裁選(党首選出)を行うことは、世論による支持につながり、政権の安定化(長期化)につながる。
(首相名) (在任期間) (m/d/y-)
森喜朗 387日 4/5/2000-4/26/2000
小泉純一郎 1980日 4/26/2000-9/26/2006
安倍晋三 366日 9/26/2006-9/26/2007
福田康夫 365日 9/26/2007-9/24/2008
麻生太郎 358日 9/24/2008-9/16/2009
安倍晋三 2804日- 12/26/2012-
総裁選出の方法
●4/5/2000 森喜朗 候補者1人/両院議員総会の話し合いで選出
387日 4/5/2000-4/26/2000
◉総裁選 4/24/2001 小泉純一郎 候補者4人/地方票(県連票)が1票から3票に拡大/45都道府県で地方予備選挙を実施
◎無投票再選 8/10/2001 小泉純一郎 候補者1人
◉総裁選 9/20/2003 小泉純一郎 候補者4人/各都道府県連も持ち票が党員数に応じて3票から11票までに拡大
小泉純一郎内閣 1980日 4/26/2000-9/26/2006
◉総裁選 9/20/2006 安倍晋三 候補者3人
第一次安倍晋三内閣 366日 9/26/2006-9/26/2007
福田康夫内閣 365日 9/26/2007-9/24/2008
麻生太郎内閣 358日 9/24/2008-9/16/2009
◉総裁選 9/26/2012 安倍晋三 候補者5人/→議員投票による決選投票
◎無投票再選 9/8/2015 候補者1人
◉総裁選 9/20/2018 候補者2人
第二次安倍晋三内閣 2804日- 12/26/2012-