「キフ、より簡単」に! vol.1

名古屋音楽大学は、1965年に名古屋音楽短期大学を創立してから50周年を迎えました。

以下は、大学情報誌「Meion」に掲載される学長挨拶です。

2015年、名古屋音楽大学は創立50周年を迎えました。1965年に名古屋音楽短期大学として創立されて以来50年。本学は、中部地区で最も歴史と伝統ある音楽大学です。2000年以降、本学はさまざまな改革に取り組んできました。現在、本学には、多様なジャンルの音楽があり、多様なレベルの学生がいます。
音楽の基本はアンサンブルです。異なる音域、異なる楽器、異なる表現形式の対話を通じて音楽は発展してきました。様々なジャンルの音楽同士の対話は、専門性の高さによって支えられています。
名古屋音楽大学には、世代も国籍も、学ぶ音楽のジャンルも様々な学生たちが学んでいます。本学のモットーは、「育てる大学、育つ大学」です。音楽に憧れ、音楽を学ぼうとするあらゆる人たちを育てます。人を育てることで大学も育ちます。
さて、2015年度より、ピアノ演奏家コースを設置しました。世界で通用する演奏家を名古屋の地で育てることが目標であり夢です。本学には、様々なジャンルの専門があります。邦楽、ジャズ・ポピュラー、舞踊・演劇・ミュージカルなどのコースでは、学生たちがいきいきとそれぞれの専門を究めようと日々研鑽しています。映像音楽コースでは、コンピュータを用いた音楽制作に取り組んでいます。このジャンルの卒業生には、「妖怪ウォッチ」の音楽を担当する先輩も生まれています。
創立50周年を迎え、本学は音楽の伝統と専門性を大切にしながら、「チャレンジ応援型」の音楽大学を目指します。本学客員教授(邦楽)の芦垣美穂先生は「あらゆる古典も昔は現代音楽だった」と言います。クラシック音楽はすべて現代音楽として生み出されました。新しいジャンルの音楽も、つねに現代音楽として生み出されます。

Lights on! Show may go on!
照らせ!君の未来のステージ

名古屋音楽大学は音楽を学ぶすべての人たちを応援します。

最後に、そうした役割を果たすためには、社会的な支援が必要です。ぜひとも皆様方からの物心両面での温かいご支援をお願い申し上げます。

ということで、名古屋音楽大学は現在、創立50周年記念の寄付金募集に取り組んでいます。

期間は、今年の7月から来年の7月まで。ぜひ、キフにご協力ください。

名古屋音楽大学は「特定公益増進法人」化をめざしています。(そのためには、年間を通じて一定数の寄付金額と寄付者数を満たす必要があります。)

日本にもっと寄付金文化を根付かせよう!


「キフ、より簡単」に! (vol.2へ続く)

『成長国家から成熟社会へ 福祉国家論を超えて』花伝社

高橋肇は、第4章「成熟社会における責任政治 ──民主主義と自由主義──」を担当執筆しています。

成長国家から成熟社会へ 福祉国家論を超えて

成長国家から成熟社会へ 福祉国家論を超えて

『成長国家から成熟社会へ 福祉国家論を超えて』花伝社 ¥ 1,836
碓井 敏正 (著, 編集), 大西 広 (著, 編集), 高橋 肇 (著), 石田 好江 (著), 浅見 和彦 (著), 神谷 章生 (著)
単行本(ソフトカバー): 260ページ
出版社: 花伝社 (2014/10/1)
発売日: 2014/10/1 ただいま予約受付中!
http://www.amazon.co.jp/dp/4763407155


内容紹介
成熟社会における対抗戦略とは
――変容を迫られる対抗戦略
ゼロ成長下では成り立たない福祉国家路線


資本主義の最終段階としてのゼロ成長社会。
地滑り的に変化する政治、経済、国際関係の下、問われる、福祉、
地方自治労働組合運動、革新運動のあり方、ジェンダー、ライフスタイル……。

途方もない財政赤字を直視し、国まかせではない、
社会の底力を発揮できる成熟社会の実現にむけて。

出版社からのコメント
豪華執筆陣を迎え描き出す、来るべき社会像。


目次
はじめに

I 国家と市民社会を考える
第1章 成熟社会の対抗軸 碓井 敏正・大西 広
1 時代の価値観の変容
2 新自由主義的改革の裏で勝ち取ったいくつかの進歩的改革
3 成熟社会の定義と成熟した人間
第2章 成長経済下の政権交代と右傾化──アベノミクスへの対抗軸── 大西 広
1 ゼロ成長社会は左右の対立が厳しい時代
2 ゼロ成長日本の政治の不安定化──細川非自民政権の成立から小泉政権民主党政権へ──
3 安倍政権の性格と現在の政治的対抗関係──アベノミクスとTPP──
4 法則的歴史発展の一部としての現在の日本社会の階級対抗補論 ゼロ成長はなぜ不可避か
第3章 成熟社会と革新運動──憲法・福祉・労働・教育・組織論── 碓井 敏正
1 当面の政治的課題を考える
2 成熟社会論の立場からの福祉、労働、教育論
3 これからの革新運動と中期的国家像
第4章 成熟社会における責任政治 ──民主主義と自由主義── 高橋 肇
はじめに──民主主義における「討論」と「決定」──
1 「万人の情婦」としての民主主義
2 「民主主義」はどう使われてきたか
3 討論を可能にするのは何か
4 どこまで話し合えばよいのか
5 討論の意味は何か
6 討論とは何か──議会主義と民主主義──
7 民主主義とは何か──決定と参加──
8 「意思決定=権力」の制御──自由主義原理と民主主義原理──
9 責任ある政治はいかにして可能か──不見転な民主主義論を越えて──

II 労働と生活を考える
第5章 ポスト福祉国家の生活保障 石田 好江
1 新しい生活困難の登場
2 「男性稼ぎ主モデル」のいきづまり
3 成熟社会における新たな生活保障へ
4 生活ガバナンスの実際
第6章 成熟社会における働き方 浅見 和彦
1 日本人の働き方はどのようにとらえられてきたのか
2 日本における働き方の構図とその変化
3 これからの労働のかたちを変える
第7章 成熟社会と労働組合運動の改革 浅見 和彦
1 労働組合運動の新しい構図──二つの流れの交差──
2 労働組合運動の改革をめぐる主な論点と課題

III 地方と外交を考える
第8章 成熟社会に向かう地方自治の条件 神谷 章生
1 衰退する地域社会
2 地方、格差拡大、人口流出──地方自治の現在──
3 ナショナルミニマムの危機と生活格差の実態
4 地方経済の活性化による所得移転の可能性
第9章 ゼロ成長日本のアジア共生戦略 ──対米従属と歴史修正主義への対案── 大西 広
1 世界の流れは対米従属の脱却
2 歴史修正主義の国内的要因
3 「新福祉国家論」は一国主義

孫正義氏記者会見 主催:自由報道協会 2011/04/22

原発は本当にコストがかからないのか。
脱原発社会への具体的で建設的な提案。
原発から自然エネルギーへの転換。
自然エネルギー財団の設立。









ジュンク堂書店で購入

久しぶりのたかはしはじめ日記更新です。9月以降、世間はすっかり政権交代一色でしたが、それもやや退色しつつある今日この頃。それでも民主党政権はまだまだ続きます。

さて、来年度の放送大学政治学ゼミ。次のような内容で告知した。

政治学ゼミ―政治学の新書を読む―

昨年度のゼミでは、ゼミ参加者に毎回3人ずつ10分程度の話題提供をしていただき、それに基づき議論することで、ゼミ参加者各人の問題意識をお互いに深め合った。
今年度のゼミでは、政治学の新書または政治関連の新書を1冊ずつ取り上げる。共通のテキストを土台にしてゼミ生全員で討論する。毎回のゼミでは3〜4名程度のコメンテーターを立てる。コメンテーターが提起した諸論点について、参加者全員で討論を深め、政治学の基礎知識と素養を身につける。政治学的に思考するとはどういうことかについても理解を深める。
初回のゼミでテキストの候補を何冊か提案するので、その中からテキストにするものをゼミ参加者と相談して決定したい。第1学期のゼミでは、新書1冊につきゼミ2週にわたって取り上げ最低でも新書3冊をテキストとしたいが、ゼミ参加者の意欲次第では、毎回1冊ずつ計6冊に取り組んでもよい。これも初回のゼミで受講生と相談して決めたい。

来年度はゼミも2年目となり、リピーターも数多く予想されることから、やっぱりテキスト(本)を読んで討論するのが本来のゼミだろうということで、政治学の新書から始めることにした。

候補となる新書を探しに名古屋ナディアパーク地下のジュンク堂書店へ。

政治学関連じゃないものを含めて、なぜか以下のようなラインナップで書籍を購入してしまった。なんとなく今の自分の状況を示しているような気がしてちょっと面白いので紹介しておきます。(面白いのは自分だけだと思うが・・・汗)

まずは政治学関連。(まずは、amazonでご紹介)※楽天ユーザーはずーっと下のほうへどうぞ。ちゃんとリンク張ってあります。

姜尚中の政治学入門 (集英社新書)

姜尚中の政治学入門 (集英社新書)

戦後世界経済史―自由と平等の視点から (中公新書)

戦後世界経済史―自由と平等の視点から (中公新書)

司法官僚―裁判所の権力者たち (岩波新書)

司法官僚―裁判所の権力者たち (岩波新書)

大臣 増補版 (岩波新書)

大臣 増補版 (岩波新書)

天皇制批判の常識 (新書y)

天皇制批判の常識 (新書y)

音楽関連。一応、音大教員なので。。。

西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 (中公新書)

西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 (中公新書)

音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉 (中公新書)

音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉 (中公新書)

音楽のヨーロッパ史 (講談社現代新書)

音楽のヨーロッパ史 (講談社現代新書)

親鸞関連。真宗系の大学なので。。。

親鸞 (上)

親鸞 (上)

親鸞 (下)

親鸞 (下)

親鸞をよむ (岩波新書)

親鸞をよむ (岩波新書)

歎異抄の謎 (祥伝社新書)

歎異抄の謎 (祥伝社新書)

そしてなぜか。。。。

生命保険のウラ側 (朝日新書)

生命保険のウラ側 (朝日新書)

実は来週、ソニー生命の人と会うんだよね〜。笑



楽天ユーザーの方は、こちらからご購入ください♪)

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国民の手による政権交代へ〜民主党政権は4年続く。

総選挙による政権交代が期待されている。自民党中心の政権からの交代は、実に16年ぶり1993年以来となる。

総選挙の結果がまもなく明らかになる。間違いなく国民の手による政権交代が実現する。

16年前の政権交代は政治家の手によるものであった。1993年の総選挙では国民は動かなかった。

今から16年前の1993年7月、政治改革法案をめぐる宮沢内閣への不信任決議可決をきっかけとして自民党は分裂した。新生党、さきがけなど新党の立ち上げ、そして解散、総選挙へと政局が展開した。だがこの時、国民は動かなかった。総選挙後の政権交代を予測した者はマスコミを含め国民の中にほぼ皆無であった。選挙結果は、自民党が分裂した結果、新党が議席を獲得し自民党が減らしただけで、総選挙前と大きく代わり映えのするものではなかった。にもかかわらず、細川護熙「非自民」政権は誕生した。それは政治家の手による政権交代であった。
細川首相は、最初の記者会見において政治改革法案の年内成立を約束した。いまでいう政権公約である。マニフェスト(=政権公約)選挙が当たり前となった現在からは隔世の感があるが、これに対して当時は政治家からもマスコミからも国民の間からもかなり激しい賛否両論が渦巻いた。首相が期限を区切った政権公約を公にすることに対する賛否両論であった。
紆余曲折を経て、政治改革法は年明けに成立した。その後、国民福祉税構想の頓挫や金銭スキャンダルにより細川首相は辞任を表明する。後継には羽田孜が指名されるが、社会党が連立から離脱し、少数与党となった結果、60日余りで退陣を余儀なくされる。

次の首相指名選挙では、自民と社会党とさきがけが連立し、村山富一内閣が誕生した。これも政治家集団による政権交代劇であった。この時から現在に至るまで、連立の枠組みを変えながらも自民党を中心とする連立内閣の時代が続いている。96年1月、政権枠組みは自社さのまま、村山首相は橋本龍太郎に首相の座を禅譲する。こうして再び首相の座を自民党が握ることになった。

1996年10月総選挙は初の小選挙区選挙であった。新進党が156議席と健闘したが、国民は自社さ政権を選択した(総選挙後、社民党およびさきがけは閣外協力に転ずる)。

その後、離党議員の復党などで自民党衆議院過半数を回復する。98年5月には社民党・さきがけが連立を離脱する。だが続く7月の参院選での惨敗により橋本内閣は総辞職する。直後の自民党総裁選では小渕恵三が総裁に選出される。小渕首相が脳梗塞で倒れたあと森内閣が誕生する。

2000年6月総選挙では、森内閣の下、与党は自公保の政権枠組みを選挙前に明確にして勝利した。このとき野党は政権枠組みを最後まで明確にすることができなかった。国民は自公保政権に安定多数を与えた。


森首相の退陣後、01年7月には参院選を控えており、選挙で勝てる総裁を要望する動きが自民党内で広がる。自民党地方組織からの強い要望で、このときの総裁選において、地方予備選の実施および県連票の1票から3票への拡大が行われた。そして01年4月、地方予備選での地すべり的勝利(47都道府県中41都道府県、141票中123票)による圧勝で小泉総裁が誕生する。

小泉政権下、2003年11月総選挙では、民主党が躍進し177議席を獲得し、二大政党化状況が進んだが、自公は安定多数を確保した。国民は総選挙を通じて自公政権を選択した。2005年9月11日総選挙は、小泉政権下、郵政解散による郵政選挙であった。自民が296議席と圧勝し、国民は小泉内閣による郵政改革の継続とセットで自公政権を選択した。このとき民主党は113議席であった。

01年における小泉首相の誕生も、自民党総裁交代という形でのいわゆる「擬似的な政権交代」であった。だがそれは、当初の橋本龍太郎候補が優位という下馬票を覆したという点、さらには自民党内という制約はあれ地方票(県連票)を三倍化するという党内民主主義の拡大といううねりの中で国民的支持を意識した予備選が展開されたという点で、国民的な関心を引いた擬似政権交代であったともいえる。
小泉の総裁任期満了後、地方票においても議員票においても圧倒的多数の支持を得て安倍総裁が選出される。だが任期途中での安倍総裁の辞任、さらには福田、麻生へと総裁の交代すなわち首相の交代が相次いだ。政権の枠組みが変わらないまま、自民党総裁選によって首相の顔だけがすげ変わる「擬似的な政権交代」が続いた。

さて、まもなく2009年総選挙の開票が行われる。

今回は間違いなく4年前の郵政選挙のほぼ裏返しの結果となる。少なくとも民主党は280議席以上を獲得するだろう。民主、社民、国民新で320議席衆院の3分の2)を獲得するかどうかが一つの焦点である。
いずれにせよ政権交代という一点だけで国民は今後4年間の民主党(中心の)政権を選択することになる。
仮に鳩山政権が1年以内に崩壊するとしても、大規模な政界再編が起こらない限り、民主党政権は4年間続くことになる。

総選挙はあくまでも政権選択選挙であって首相指名選挙ではないのである。

都議選結果

投票率54.49%
自民38 民主54 公明23 共産8 ネット2 無所属2

民主の圧勝である。
民主党が第一党となり、自民党は第一党の座を失い、与党(自公)は過半数を維持できなかった。

私の予測は以下の通りだった。

投票率50%のとき
自民41 民主50 公明22 共産12
投票率55%のとき
自民32 民主59 公明22 共産11   (※民主には推薦含む)

あくまで大雑把な予測である。

投票率は50%を確実に越えそうなので、自民党の惨敗は決定的であろう。

自民党は第一党の座を失い、与党(自公)は過半数を維持できない。

2009-07-12 - たかはしはじめ日記 政治学者 高橋肇のメモランダム

ほぼ55%の投票率なので、予想との誤差は以下のようになる。

予想 自民32 民主59 公明22 共産11   (※民主には推薦含む)
結果 自民38 民主56 公明23 共産8   (※民主には推薦(ネットの2)を含む)

                                                                            • -

誤差   (+6)   (-3)   (+1)   (-3)

分析
第1に、自民対民主対決に共産が埋もれた構図が見て取れる。
第2に、民主が候補者を落とした区は3区4人であるが、票割り調整の失敗が見て取れる。
内訳は、
 大田区で2人落選
 目黒区で1人落選
 島部で1人落選
である。
大田区では、民主党田中健候補に5万票が集中した結果の2名落選である。明らかに票割り調整の失敗である。
目黒区も伊藤悠候補に3万7千票が集中している。票割りの調整次第では2名当選できただろう。
島部はもともと自民の支持基盤が厚い地域である。
第3に、民主公認候補に票が集まり、民主推薦の生活者ネットの候補が苦戦した様子が伺える。
第4に、公明党の組織票は堅固である。
第5に、思ったより自民党が善戦している。