元政治学者の どこ吹く風

アカデミックな政治学者には語れない日本政治の表と裏を元政治学者が大胆に論じ、将来の日本の政局を予測する。

濫読中

最近読んだ本をいくつか。
アメリカ30年代理解に関連して。

↑この本は、30年代のアメリカ左翼を理解するには、なかなか良いと思う。

ハルバースタムの50年代論。

ザ・フィフティーズ〈第1部〉1950年代アメリカの光と影 (新潮OH!文庫)

ザ・フィフティーズ〈第1部〉1950年代アメリカの光と影 (新潮OH!文庫)

ザ・フィフティーズ〈第2部〉1950年代アメリカの光と影 (新潮OH!文庫)

ザ・フィフティーズ〈第2部〉1950年代アメリカの光と影 (新潮OH!文庫)

↓これはイギリス30年代論ですが、アーサー・ケストラー関連の文献を探していたら、引っかかった。

ラスキとその仲間―「赤い30年代」の知識人 (中公叢書)

ラスキとその仲間―「赤い30年代」の知識人 (中公叢書)

相変わらず癖のある文体ですが、なぜか読めてしまうところが不思議です。


あとは、ミルズ関係。

Radical Nomad

Radical Nomad

アメリカSDSの創始者修士論文がミルズ論だった。

C Wright Mills (SAGE Masters in Modern Social Thought series)

C Wright Mills (SAGE Masters in Modern Social Thought series)

↑3冊本。11万円で購入。過去から最近までのミルズ論が集められている。便利だが高い。
C. Wright Mills: Letters and Autobiographical Writings

C. Wright Mills: Letters and Autobiographical Writings

↑ミルズの娘二人が中心になって編纂した手紙や自叙伝的な文書を集めたもの。
実は僕はここに載っていない手紙類もテキサス大学のミルズコレクションからごっそりコピーしたのを持っていたりするのだが。。。汗