元政治学者の どこ吹く風

アカデミックな政治学者には語れない日本政治の表と裏を元政治学者が大胆に論じ、将来の日本の政局を予測する。

政局

国民の手による政権交代へ〜民主党政権は4年続く。

総選挙による政権交代が期待されている。自民党中心の政権からの交代は、実に16年ぶり1993年以来となる。総選挙の結果がまもなく明らかになる。間違いなく国民の手による政権交代が実現する。16年前の政権交代は政治家の手によるものであった。1993年の総選…

都議選結果

投票率54.49% 自民38 民主54 公明23 共産8 ネット2 無所属2民主の圧勝である。 民主党が第一党となり、自民党は第一党の座を失い、与党(自公)は過半数を維持できなかった。私の予測は以下の通りだった。 投票率50%のとき 自民41 民主50 公明22 共産12 投…

21日解散、8月30日投票で首相と与党が合意

21日解散、来月30日投開票=衆院選日程で合意−首相・与党 麻生太郎首相は13日午後、首相官邸で自民、公明両党幹部と会談し、連休明けの21日にも衆院解散に踏み切り、衆院選の日程を「8月18日公示−同30日投開票」とすることで合意した。首相は「…

「破れかぶれ解散」か?

麻生首相は、自らの首相の座を維持するために、破れかぶれ解散に打って出るらしい。だが、果たして押し切れるだろうか? 国会で「ばかやろー」とでもつぶやくつもりだろうか。⇒バカヤロー解散@wikipediaだが曲がりなりにも、首相として、自民党総裁としての…

東京都議選の惨敗から麻生退陣へ

今夜は都議選に注目♪⇒http://www3.nhk.or.jp/togisen/ http://www.nhk.or.jp/togikouho/ やはり気になる東京都議選。一地方公共団体の議会選挙に過ぎないという強気の見解もあるようだが、ほぼ同一のラインナップによる政党政治が展開されている以上、当然の…

名古屋市長選で河村氏圧勝

太田よしろう 73,640 河村たかし 514,514 細川まさひこ 282,990 黒田克明 7,335投票率 50.54%(投票者数 885,632人)無党派層の圧倒的多数が河村氏に投票。自民支持層からも河村氏に票が流れる。 投票率が伸びた分は、完全に河村氏に有利に作用した。 圧勝で…

名古屋市長選

今回の名古屋市長選挙の得票予測であるが、投票率が45%の場合、河村40万、細川30万、太田6万といったあたりではなかろうか。総選挙における愛知1区〜4区の政党別得票数の合計は次のとおりである(5区に含まれる中川区・中村区は除いてある)。総選挙 2005…

麻生退陣から選挙管理内閣へ?

まずは、麻生内閣への支持率続落のニュースから。 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/200494/ 麻生太郎内閣の支持率が、9月末の政権発足当初の44・6%から約17ポイント以上も下落し、27・5%と3割を割り込んだことが1日、産経新聞…

結局、官僚まかせの麻生内閣

麻生内閣になってから、結局なんら政治的リーダーシップは発揮されていない。すべてが官僚まかせで事が進んでいる。解散もできない、総裁選もできない、完全な手詰まり状況です。このままだらだらと衆院任期満了(9月)まで続くのだろうか。。。確かに物理的…

対決路線で「1月解散」再浮上

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008111800119 民主党は、18日午前に予定していた参院外交防衛委員会での新テロ対策特別措置法改正案の採決に応じない方針だ。17日の小沢一郎代表との党首会談で麻生太郎首相が2008年度第二次補正予算案の今国…

局面を変えた党首会談

17日、麻生総理と民主党小沢党首が会談。これにより、臨時国会を延長せざるを得ない状況が作られた。http://www.jiji.com/jc/p_archives?id=20081117202606-7456879&rel=j&g=pho http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2008111700279 民主党は17日午前、党本部…

解散できず麻生降ろしへ?

景気対策を口実に解散を先延ばしにしているにもかかわらず、麻生総理は、臨時国会の会期延長もできず、第二次補正予算も提出できずにいる。解散権を握ったままに、である。政権選択権を行使したいと考えている有権者の側からすれば、しらけていいのかあきれ…

臨時国会は延長せず?

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008111300383 政府・与党は13日、定額給付金など追加経済対策の裏付けとなる2008年度第2次補正予算案の今国会提出を見送る方向で調整に入った。今月30日までの今国会会期は延長しない方針だ。来年の通常国会…

「年明け冒頭解散」か?

本日昼過ぎには、オバマ大統領が誕生するとして、日本の国会の解散時期をめぐるクリッピングを二つほど。 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/192604/ 民主党の小沢一郎代表は4日の党役員会で、衆院解散・総選挙について「マスコミも麻生太郎…

解散先送りの舞台裏

毎日jpからクリッピング。 http://mainichi.jp/select/seiji/aso/news/20081102k0000m010078000c.html

総選挙日程

今後の総選挙日程に関して、毎日新聞の記事が良くまとめてあるので、クリップしておきます。 次期衆院選はいつなのか−−。麻生太郎首相が30日、年内衆院選の見送りを事実上認めたことで、選挙時期は(1)年明けの1月(2)09年度予算成立後(3)来年9…

解散先延ばし確定

解散先延ばし関連のニュースをいくつかピックアップしておく。麻生総裁の下での総選挙という当初のシナリオ自体が消えてなくならないことを祈りたい。 時事通信から。 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&k=2008102900437 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol…

「解散権は俺にある?」ならば「政権選択権は誰にある?」

麻生太郎氏本人が言ったかどうかは知らないが、こんな報道があった。 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/183765/ 麻生首相は2日午前、参院での代表質問で、経済対策を盛り込んだ2008年度補正予算案に引き続き、消費者庁設置法案や新テロ…

総選挙の顔ぶれと雲行き

http://mainichi.jp/select/seiji/etc/20080926/?inb=yt 総選挙の顔ぶれ(毎日jp) 解散総選挙 「年明け」の予想も!:|NetIB-NEWS|ネットアイビーニュース 定まらぬ解散総選挙の時期について、「年明けまで延期」という観測が流れている。米国発の金融…

麻生内閣と衆院選

内閣支持率(各種世論調査) 共同通信 http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008092501000745.html 麻生内閣発足を受け、共同通信社が24日夜から25日にかけ実施した全国緊急電話世論調査で、内閣支持率は48・6%となった。不支持率は32・9%だった。…

臨時国会召集で気になる民主党の対応

まあ、杞憂で終わればよいのだが。。。やはり気になるので、メモ書き程度に残しておこう。本日、臨時国会が召集された。 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2008092400063 第170臨時国会が24日召集された。会期は11月30日までの68日間。与…

麻生総理で総選挙が遠のく可能性

本日午後には、新しい自民党総裁が選出される。予想通り(予想以上?)の圧倒的大差で、麻生太郎が選出されることになる。24日には臨時国会が召集され、麻生総理が誕生する。ところで、解散権は総理の専権事項という建前とはうらはらに、総裁選の最中から…

政権維持のための総裁選、政権維持のための総選挙日程

政権維持のための福田首相辞任、政権維持のための総裁選、そして政権維持のための総選挙日程。 福田首相辞任のタイミングは完全に政局を意識したものであったが、その後、自民党総裁選の日程、総裁選への立候補者など、すべては自公政権維持を至上命題とする…

衆院解散。麻生総裁なら、来年にずれ込む???w

二つのニュース。 1)自民党総裁選、森氏が麻生氏支持表明 時事ドットコム:森元首相、麻生氏支持を表明=自民総裁選 2)解散「できれば来年度予算成立後に」=森氏 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008090700177 ということで、二つのニュースを結…

臨時国会冒頭解散!〜いざ、総選挙による首相選びへ!

9月1日。明らかに予定していたかのような日どりで、福田康夫首相が首相辞任の会見を行った。これにより、政局は一気に、衆院解散と総選挙による首相選びの局面へと移行した。2年前の2006年9月、小泉純一郎首相の総裁任期切れに伴い、自民党は安倍晋三を総…

政界再編と総選挙

政界再編含みで総選挙になるなら別だが、そうでない限りは、来年夏まで総選挙はない。ただし、総選挙の時期が遅くなればなるほど再編エネルギーは高まっていく。自民党をぶっ壊すと言った小泉氏は自民党をぶっ壊すと言い続けることで見事に復活させ、自民党…

民主党小沢代表辞任撤回〜与野党大連立は消え、与野党政策協議が残った

与野党政策協議が残れば、大連立じゃなくてもいいわけですから、その回路(チャンネル)が開かれただけで良しとしましょう。いろいろ批判はあるでしょうが、他に選択肢が無いわけですから。今後の与野党政策協議に期待したいと思います。大連立に関して、やや…

小沢代表辞任会見を読む。

11/2の日記で僕は次のように書いていた。 「今国会を何とか乗り切らなければならない福田氏側は、新体制(大連立)論もちらつかせながら、民主党案の丸呑みを含めて対応しようとするだろう。対する小沢氏側は、以上述べた原理的問題について妥協する気は無いが…

党首会談の裏側と小沢代表辞任のその後

党首会談セッティングの背後で、与謝野馨、中曽根康弘、渡辺恒雄、氏家斉一郎が動いたという情報。 信じるか信じないかは各自の責任で判断してください。 「福田・小沢会談」の裏で、大連立実現へ暗躍したあの“妖怪”たち(日刊サイゾー)だけどね。水面下での…

小沢一郎民主党代表辞任会見

小沢氏が代表辞任を決めましたね。こうした状況の中では、正しい判断だと思います。 国民にとっても、民主党議員にとっても、いい政治教育になることを期待したいと思います。 政治家としての適切なこの決断に関して、マスコミ及び国民がくれぐれもレベルの…